恋におぼれて
プロット
アメリカ
09月27日 1997 上映
恋におちたシェイクスピア
プロット
アメリカ
05月01日 1999 上映
ステラが恋に落ちて
プロット
アメリカ
01月01日 1900 上映
靴に恋して
プロット
スペイン
10月02日 2004 上映
ルートヴィヒに恋して
プロット
日本
11月27日 2021 上映
恋に焦がれて
プロット
アメリカ
10月09日 1993 上映
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恋におちて評論(16)
ところが観客はその前から二人のニアミスを見せられているので、運命的な出逢いだと解釈出来る。
奥ゆかしく、シンプルで解りやすい、すばらしいオープニング。
友人の離婚の理由を「愛がなくなったらしい」 と聞いた妻は「どこに愛なんてあるの」という。
でも、その妻は夫の「なにもなかった。もう会っていない」という告白に「その方が悪い」と言い、夫を許さない。
愛なんてありはしないと考えている妻は、夫の浮気話に愛の存在を感じたのだろうか。
一方、一日中男のことが頭から離れない女は、「いっそ彼と寝ていればよかった」と友人に話す。
肉体関係のある浮気とない浮気の違い。
男にとって、女にとって…。
この映画、お互いの妻・夫のどちらにも非はないところが重要。
夫婦関係に問題があったり、生活自体に問題を抱えていると、浮気したくなるし、浮気した自分を正当化できるが、この主人公たちはそうではない。
しかも、二人とも浮気性でもない。
そんな二人でも、ある日突然“恋におちる”ことがある。
そんな、分別があり、家族を大切に思っている真面目な人間が陥った恋には、もう抗えない。
人はそんな抗えない恋に憧れる。
歳をとればとるほど。
連絡手段が少なかった時代だからこその、もどかしさが良い。