かつての恋人に復讐しようと一致協力した男女が恋に落ちるさまを、ユーモアたっぷりに描いたラブ・コメディ。これがデビュー作となるロバート・ゴードンのオリジナル脚本を、「アフター・アワーズ」などの俳優や「サーチ&デストロイ」などの製作者として知られるグリフィン・ダンがアカデミー賞にノミネートされた短編『Duke of Grrove』(95)に続いて監督し、長編デビューを飾った。製作は「ドンファン」のジェフリー・シルヴァーと、彼とコンビのボビー・ニューマイヤー。製作総指揮は「スクリーム」のボブとハーヴェイのワインスタイン兄弟。撮影は「クルーシブル」のアンドリュー・ダン、音楽は「マイ・ルーム」のレイチェル・ポートマン、美術は「サーチ&デストロイ」のロビン・スタンドファー、編集は「ジョージア」のエリザベス・クリング。主演は「戦火の勇気」「恋の闇
愛の光」のメグ・ライアンと「ケロッグ博士」「ケーブルガイ」のマシュー・ブロデリック。共演は「ザ・エージェント」のケリー・プレストン、「心のおもむくままに」のチェッキー・カリョ、「ナッツ」のモウリーン・ステイプルトンほか。
恋におぼれて評論(2)
映画「恋におぼれて」(グリフィン・ダン監督)から。
振られた相手の部屋に、いろいろ仕掛けるのだが・・
男性は視覚で、女性は聴覚で、
相手の生活の一部を盗む仕掛けを作る。
恋をして感じる時と同じだぁ、と苦笑いをした。
男性は目で恋をして、女性は耳で恋をする、と言われてきたが、
復讐も同じだとは思ってなかったので、とりあげた。(笑)
その他にも、面白い台詞を見つけたので少しだけ。(-。-) ボソッ
その一つが「不規則な動きにも、パターンがある」。
天文学者らしい発言が、私のアンテナに引っ掛かった。
それから、もう一つ。(ちょっと照れくさかった台詞)
「愛の魔術が何なのか知りたいのよ」と言う問いに
「僕らは人生でむなしさを感じる(虚無感)、
でも、恋をするとそれが消える」と答えるシーンがあった。
せっかくメモしたのに、気になる一言にならなかったので、
惜しい気がして、ちょっとだけご紹介。(笑)
ダブル・ストーカーの物語。かなり犯罪を犯しています。結果的にほのぼのとしたラブコメに持って行こうとはしているのだけど、ロマンチックという評価はできないなぁ。猿や子どもを使ったりして、浮気してると思わせるところは可愛らしくてよかったけど、ゴキブリを捕獲して、それをレストランにばらまくという作戦・・・もうだめ、ついていけません。
部屋に様子を投影して盗聴するシーンは映画を観てるようで面白かったけど、終盤になると、どっちがどっちでもよくなってきた。