フジヤマコットントン
プロット
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02月10日 上映
ボーはおそれている
プロット
アメリカ
02月16日 上映
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プロット
韓国
02月16日 上映
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プロット
韓国
02月23日 上映
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プロット
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03月01日 上映
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激動の昭和史 沖縄決戦評論(11)
・・・が映画としは評価できない。ドキュメンタリーなのかドラマなのかはっきりしない中途半端な内容で・・・
ただ、自身が戦争を経験している監督の伝えたいことはよく伝わってきた。
東宝8.15シリーズは、1967年から1972年まで6年間続きました
ラインナップはこうです
1967年「日本のいちばん長い日」
1968年「連合艦隊司令長官 山本五十六」
1969年「日本海大海戦」
1970年「激動の昭和史 軍閥」
1971年「激動の昭和史 沖縄決戦」
1972年「海軍特別年少兵」
このうち岡本喜八監督は、第1作と本作の第5作を撮影しています
本作はその第1作「日本のいちばん長い日」の続編とも言うべき作品と思います
本作は1944年の3月から6月にかけての物語、「日本のいちばん長い日」は同年の8月14日から15日にかけてのことですです
ですから、もちろん物事の時系列では本作の方が先になります
それでも本作が続編のように感じます
それは「日本のいちばん長い日」で、軍部が主張した継戦、徹底抗戦、本土決戦とは何か?
もし本当にそれが行われていたら日本は一体どうなっていたのか?
それの回答が本作だからです
「日本のいちばん長い日」と同じ手法で本作は撮影されています
大量の情報をどんどん羅列していくのです
その手法は同じものです
沖縄であったことが、確実に本土でも起こった筈と理解できると思います
沖縄だからではなく、本土でも軍は住民よりも戦闘行動を優先したであろうことも
このような悲惨な沖縄戦を徹底的に描いていても
公開当時、沖縄県民から厳しい批判を受けたそうです
こんな生易しいものではない!
もっと悲惨な言葉につくせないものだと
それほどの戦いだったのです
本作公開は1971年8月
沖縄返還協定が調印されたのは同年6月
そして沖縄の日本復帰が果たされたのは、1972年5月のことでした
つまり本作はその前につけなければならないけじめを、せめて映画だけでもつけようとしたものだと思います
沖縄県民の目からすれば不十分なものであっても、それでもしないよりはずっとましです
21世紀の現代
戦後生まれ、それどころかその子供や孫の世代にとっては、遠い遠い大昔のことかも知れません
しかし私たちが平和な日本に生まれて生きているのはこの沖縄戦の悲惨な結果の末にあると言うことは意識しなければならないことです
だからあの時何があったのか
どのような、経緯を辿ってあのような事態に陥ったのか
それを少なくとも本作はそれを伝えてくれます
私たちは本作を観てその過程を知ることが大事なのだと思います
国民性は、数十年も経過して、世代が代わっても変われません
また同じ過程を繰り返してしまうに違いないのです
東日本大震災で私たちはやはりそうであったことをもう経験しているではありませんか
シン・ゴジラでは庵野監督がゴジラを通してそれを教えてくれています
「日本のいちばん長い日」は、近い将来また来ると思います
その時、辿る過程はまた同じように繰り返えそうとするでしょう
その時、本作の悲惨さ
その辿る過程を、国民、政治家のどれだけ多数が思い返すことができるか
それが、その時下すべき国と国民の命運を左右する決断を正しいものに導けるのだと思います
だから本作は「日本のいちばん長い日」の続編だと思うのです
「日本のいちばん長い日」と本作を是非セットでご覧頂きたいと思います
永遠の名作だと思います
軍隊、行政、県民が大きな犠牲を払うわけだが、この時点で降伏しなかったため、ヒロシマとナガサキにつながってしまった。
とてもしんどい作品。