「女王陛下の大作戦」のサンドロ・コンティネンツァ、アウグスト・フィノッキ、マッシミリアーノ・カプリチオーリ、レミジオ・デル・グロッソ、レオナルド・マルティン、ジル・デュムランの六人の協同の脚本を、「荒野の1ドル銀貨」のカルヴィン・J・パジェットが監督した西部劇。撮影はラファエル・パケーコ・デ・ウーサ、音楽をエンニオ・モリコーネとジャンニ・フェリオの二人が担当している。出演は「南から来た用心棒」のジュリアーノ・ジェンマ、「ある晴れた朝突然に」のソフィー・ドーミエ、「史上最大の喜劇
地上最笑の作戦」のジャック・セルナス、ダン・ヴァディスなど。テクニカラー、テクニスコープ。
さいはての用心棒評論(3)
他のジェンマ出演のマカロニ・ウェスタンのように撃たれる、拷問される、最後の悪党数名との銃撃戦と一騎打ちという同じような内容だが、それでも面白いと感じるのがこの映画だ。
映画の途中で3回ほど出てくるピット軍曹の持っていたデリンジャーが伏線になる。
盲目になったふりをするジェンマの演技も見ものである。
あと、キャストのところのホセ・カルヴォが何故かピット軍曹を演じていることになっていますが実際はNello Pazzafiniがゴールデンを演じています。
南軍の総攻撃と軍資金を狙う強盗団を知らせる密書を北軍の砦に届けるように頼まれる。
今回のジェンマはよく捕まり、目も見えなくなったりするが、そこはそれ。
南北戦争後の話。スケールが小さい割に話が入り組んでおり面白くない。そうなるとアクションを楽しむほかないが、単に殴り合いがほとんどのオールドスタイル。興味持てず。謎の盲目アクションもあるが、これまた本当か嘘か不明。
ジェンマだってんで一応見たが終始私には退屈なものだった。