シャーロック・ホームズ探偵物語で有名な英国の文豪アーサー・コナン・ドイル卿原作の同名小説に基づき、マリオン・フェアファックス女史が脚色し、ハリー・ホワイト氏が監督したもので、主役は「スペインの踊子」「ロビン・フッド(1922)」等出演のウォーレス・ビアリー氏、「スカラムーシュ」「心なき女性」等出演のルイス・ストーン氏、「村の鍛冶屋」「人類の破滅」等出演のベシー・ラヴ嬢、「嫉妬の創痕」「嵐の園テス」等出演のロイド・ヒューズ氏等である。劇中前世紀の怪動物ブロントザウルス・ステゴザウルス・トリケラトプス・トラコウドン等の棲息しているシーンはウィリス・オブライエン氏の研究によって完全に画面に活躍させている。映画界始まって以来のノヴェルティーとして米国では大評判になった映画である。
ロスト・ワールド評論(2)
特撮は当然のことながら雲泥の差だけれどあんな昔にこれだけの作品が作られてたのは驚き。ストップモーションアニメはすごく滑らかだし恐竜の表情もゆたか。映画は魔法の世界、そのまんまなんだろうなー、と思った。
・白黒ではなく赤、青、緑、紫といった単色の画面
・恐竜はミニチュアでストップモーションアニメ、この技術が後の「キングコング」らに繋がる
・恐竜が檻から脱出してロンドンの街が大パニック→ロンドン橋から落ちて海へ帰る