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気狂いピエロ プロット フランス・イタリア合作 07月23日 2016 上映
赤い手のグッピー プロット フランス 01月01日 1900 上映
霧の港の赤い花 プロット 日本 02月21日 1962 上映
勇者の赤いバッヂ プロット アメリカ 01月01日 1900 上映
赤い砂の決闘 プロット イタリア・スペイン合作 05月03日 1965 上映
赤い河 プロット アメリカ 01月05日 1952 上映
ピエロの赤い鼻評論(1)
ナチス占領下のフランス。ゲシュタポに追われるレジスタンスのことが気になってしょうがないアンドレとジャック。そんなとき、連合軍がフランスに進軍してくるといったラジオのニュースを聞き、急に愛国心に燃えてきた二人。ドイツ軍に一泡ふかせようとフランス軍が置き忘れていった爆弾を鉄道施設に仕掛けたのだった。ナチス側に死傷者はなかったがフランス人が一人重傷を・・・
二人の爆破犯を捕らえようとナチスは躍起になり、ジャックとアンドレ、そして他に二人の青年が人質にされ、犯人が名乗り出ないと銃殺されるという・・・名乗り出られない二人。死を覚悟した4人であったが、ドイツの番兵がピエロの経験を活かし彼らを和ませてくれたのだ。そして、不遜な態度でその番兵は殺され、重傷のフランス人が4人を救うため自首して銃殺。
罪悪感と罪滅ぼし。一生背負わなければならない十字架を軽くするためにピエロの道を選んだジャック。アンドレはどうなんだ?とも思うが罪滅ぼしできない分だけ彼の苦しみも大変なものだろうと想像できる。銃殺された男の未亡人に対しても真実を告げられなかったけど、夫人は真犯人を知っていた・・・それを誰にも言わずにいるのも相当な苦しみ。彼女もまた愛国心が為した犯罪だったと彼らを咎めないところが偉い!
憎しみあうことのバカバカしさ。笑いは世界共通。どうして憎しみ合わなければならないのかをコミカルな台詞で楽しませてくれた。