1990年代のスペインを舞台に、修道院に通う少女が友人たちとの経験を通して思春期への扉を開け、家族や自分自身を知っていく姿を描いた青春ドラマ。これが長編デビュー作となるピラール・パロメロが自身の体験を投影しながら監督・脚本を手がけ、2021年ゴヤ賞の作品賞・脚本賞をはじめ数々の映画賞を受賞した。1992年、バルセロナオリンピックに湧くスペイン。母親と2人で暮らしながらサラゴサの修道院に通うセリアは、バルセロナからやって来た大人びた転入生ブリサの影響で新しい音楽や遊びを知り、友人の姉たちともつるむように。そんなある日、仲間たちとのゲーム中にブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実と向き合うことになる。
スクールガールズ評論(1)
ストーリーは、昭和に良く観た物語なのだが、日本もスペインもこの辺の感覚は変わらないのだと感じさせられた。キリスト教も仏教も同じようなもんだ。
スペインの日常を垣間見ることができたことができる。