2013年にアメリカで放送開始以降、世界160以上の国や地域で放送され、日本でも19年4月からテレビアニメが放送されている人気キッズ番組「パウ・パトロール」の劇場版。主人公の少年ケントと、警察車両を乗りこなす7匹の子犬たちからなるチーム「パウ・パトロール」が、さまざまなトラブルを解決していく姿を描き、劇場版ではカーレースを舞台にパウ・パトロールが活躍する。みんなが待ちに待ったカーレース「アドベンチャーベイ・グランプリ」決勝戦の日。パウ・パトロールはマシンの整備をするピットクルーとして働いていた。しかし、そこにライバール市長とニャン・パトロールが現れ、なにやらズルい作戦を立てている様子。そして、人気レーサーのヒューンにトラブルが起こり、レースに出られなくなってしまう。その代わりにパウ・パトロールのマーシャルがレースに出場することになるが……。
パウ・パトロール カーレース大作戦 GO! GO!評論(1)
- Common Sense Media の見解 -
いかなる媒体からも子供を守る主旨の非営利団体:Common Sense Media
メディアは子供たちの社会的、感情的、身体的発達に大きな影響を与えるため、Common Sense Mediaは年齢の適切性と、デジタルメディアの場合は学習の可能性の両方に基づいてメディアを評価します。私たちは、どのコンテンツがどの年齢層に適しているかを決定するために、国の主要な当局のいくつかからの発達基準に依存しています。そして、子供たちがメディアやテクノロジーからどのように学ぶかについての研究は、私たちの学習評価に影響を与えます。私たちの目標は、信頼できる情報を提供して、家族にとって何が有効かを判断できるようにすることです。私たちはすべての家族とすべての子供が異なっていることを知っています-しかし、すべての家族は素晴らしいメディア選択をするために情報を必要とします。
ごもっとも! 受け売りを載せちゃいました! なんて堅苦しいことからの前振り... 失礼
付け加えると... 映画のポイントとして
「テーマには、有用性、チームワーク、勇気、自分を信じることが含まれます。 2人のキャラクターが不正行為をし、盗み、他の人に危害を加えますが、最終的には彼らの使命に失敗し、『悪いことは、決して繁栄しない』という言葉を裏付けています。歯科衛生も重要なメッセージです。(子供たちへの歯磨きの大切さ)レースカーの1つは太陽光発電です。(未来への創造性)」
「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」という言葉がある通り、3歳になるとこれまでとは違った成長の仕方や運動のバランス、手足の器用さも目立つようになり、精神的な素養としては、色の識別に始まり、記憶力の向上、それに伴う数や比較の識別などあげられ、しかもコミュニケーションがとれるようになると感受性が豊かになり自我がより発達すると言われています。今、この時でもお母さんは、大変です。
この映画を観る限り、色使いは判別のし易い、鮮やかな原色が使われ、物語も悪いことや歯の大切さを自然と分かるような物語となっています。ストリーも複雑なものではないので、3歳になったお子さんでも十分に理解できる映画でしかも放映時間が48分とお子様が気分よく見終わるまでの適応されたものと言えます。ただし、スピード・レースカーの映画なので、車同士の接触や展開が早く、フィルム・スコアもそれなりに大きめなので、音や場面展開の速さや強い光に敏感なお子さんに対しては、注意が必要と言えるかもしれません。